昔の風情のある梅雨はいずこ・・・?
ゲリラ豪雨に、激しい気温差。
皆様、ご無事にお過ごしですか。
この季節、服装は薄手の衣服を重ね着して、体温調節いたしましょう。
7部丈やアンクル丈などの丈の短いパンツが流行りですが、東洋医学的には、あまり足首は冷やしたくない箇所。
例えば、足首近くにある【三陰交】というツボ。
冷えからくる婦人科の症状によく使われるツボで、妊婦の時にお灸された方もいらっしゃるでしょう。
どうも最近疲れやすい、更年期かなと思われる方、試しに短いレッグウォーマーを履いてみてください。お灸をすれば尚良し。
雨降りが続くと、気温は高くても身体の冷えの原因になります。
変化の厳しいこの時季を上手に乗り越えましょう。
ブログ一覧
冬ですね~
冬ですね。今朝車窓から富士山がくっきり見えました。
コロナもなかなかしぶといですね。
しかし、こっちだってしぶとくいきますよ!
ヘアブラッシング、鍼、お灸、スクワット、ヨガ、気功、散歩。
気付いた時に、気付いたことを、好きに楽しくやる。
笑う、感動する、時には悲しいドラマで泣く。
これらは、どれも心身の内外を動かすこと、
つまり人間は「動物」なので、動いてないと生きていけないのです。
これらで、ストレスを発散&底力UPして、健康と言う最高の財産を手に入れましょう。
テレワークで1日パソコンやっているあなた、
お子さんに「足の裏フミフミ(足の裏を踏んでもらう)」してもらいましょう。
スクワット(膝が前に出すぎないように)も良いですよ。
冷えは万病の元!!
昔は「風邪は万病の元」と言いましたが、私は「冷えは万病の元」と思っています。
人間は動物です。身体を動かし、活動することによって生かされるようにできています。
ここでいう「冷え」とは、「寒い所に薄着でいたので鼻水が出た」といったことだけではありません。
心理的に苦しいことがあっても「冷え」ます。
これは西洋医学で見ても、いわゆるストレスホルモンと呼ばれるのが増えたり、胃腸の機能や体温などを司る自律神経が乱れたり。
結果的にその人の弱い所に影響を及ぼし、何らかの不具合が生じたりするのです。
特に女性は、子どもを産むため、脂肪が多く(脂肪はいったん冷えると温まりにくい)、又、生理により毎月多量の血液を排出しなければなりませんし...
スマホ、PCによる目の酷使、
運動不足(けっこうやってるよーという方の中には、その後のケアが足りず、むしろ筋肉をいためていたり。まあ、過ぎたるはなんとやらと、便利は必ずしもためならず、かもしれません)、
食生活の乱れや人間関係。
コロナで会いたくない人の誘いにエクスキューズが出来て助かった方もいるでしょうが、やはり人と関わらないと生きていけないなと実感しました。
急に全て解禁も不安が残りますが、まずは会いたかったあの人と鎌倉散策でよく歩き、おいしいランチでも如何ですか?
2021.11.18 福嶋美奈子先生
たしかに“弱点”=“ネック”
地球温暖化のせいか、日本の四季もくずれて、激しい気温・気圧差になかなか身体もついていくのが大変ですね。
おかげで右を見るとTシャツ姿、左を見るとダウンをはおっているという不思議な光景に出くわすことも。
昔は「衣替え」なんてことがありましたが、今は自分の身を守る観点からは、薄着を着重ねるのが利口かもしれません。
そんな時、私が語るのは「三首」。
首・手首・足首。
若いころと比べて体型が気になる大人の人がきれいに見える為には、この「三首」を見せて!と、どの本にも書いてあるのですが、それを見る度にキャーと叫びたくなる私(笑)。
よく弱点を”ネック”とよんだりしますね。
つまり、この「三首」は弱点となり得る部位。
“冷え”もこの「三首」から入りやすいのです。
スカーフ1枚、短いレッグウォーマーなど、かさばらない物をジップロックに入れてカバンに入れておきましょう。
2021.11.5 福嶋美奈子先生
新しいスタートに!!
新入学等、新しいスタートを切られた方、まずはおめでとうございます。
気合が入り過ぎて息切れしないように、力んでいるなと感じたら、ゆっくり息を吐きましょう。
さて、事初めてして、“鍼灸”とは、どんなものか少しお話しましょう。
私たち鍼灸師は、「はり師」「きゅう師」という2つの国家資格を持つ「医療従事者」になります。
「はり、きゅう」と聞くと「イタイ、アツイ」と連想してしまいますが、今でも注射の苦手な私、昔は敬遠していました。しかし受けてみてびっくり!!
「痛くないし、熱くない」と言うか「むしろ気持ち良い」
で、鍼灸師になっちゃいました。
日本の「鍼(はり)」は、工夫満載でやさしい。更に敏感な人用に「刺さない鍼」もあります。代表的な物では「子供用の鍼」。「もっとやって!」とせがまれることもしばしば。私自身は、鍼灸師として「気持ち良い」を目指しているので、お灸もじんわり、ぽかぽか。
辛いのにでも病院に行くほどでもないと、我慢しているあなた、ものは試し、一度トライしてみては?
2021.4.17 福嶋美奈子鍼灸師
春になりました
この季節、東洋医学では、“肝の気のみだれる季節”。
簡単に言えば、“冷えのぼせ”て、気持ちが不安定になりやすいのです。
(そう言われれば、“変な人”が増えるのもこの季節...)
普段に増して、『冷え』にはご注意ください。
(意外とギックリ腰が多いのもこの季節)
『三寒四温』とはよく言ったものですね。
そして、一番大事なのが、『睡眠の質』。
日中の興奮を夜にはなるべく解消して、ぐっすり眠ること。
まだコロナもあるし、色々気を揉むことも多いでしょうが、うまく乗り切っていきましょうね。
by福嶋青観先生
コロナ太りしていませんか?
巣ごもり生活も長くなって、慣れたつもりでいても、細かいことにイライラしている自分を発見してビックリ。
人間は、やはり“動物”なので、動かないと生きていけないし、他の人とのコミュニケーションがとても大事と実感しています。
ストレスのはけ口でついつい食べ過ぎて“コロナ太り”していませんか?
実は、持続するストレス下では、太りやすくなります。何故なら、太古の人にとって最大のストレスは、“食べ物が無くなる”ことだったので、身体はためこもうとするわけです。
そこから抜け出すには、やはり動くことです。残念ながら旅行も、友人との食事も、まだなかなか難しいですね。
私は、もっぱら「床の雑巾がけ」と「ネットでヨガ」です。ひと汗かいて、おいしい紅茶をいただくと、心地良い疲労感と達成感。
眠りの浅い方、イライラがつのる方には、“動く”他に、“おへその灸”もおすすめ、交感神経の興奮を静め、副交感神経の働きをあげることで、良い睡眠、心の落ち着きに繋がります。
詳しくは、動画をご覧くださいね。
by福嶋先生
季節の変わり目につき、ご注意を!
あんなに暑かった日がウソのように涼しくなりました。そもそも秋の始まり時、身体はまだ夏仕様!
寝やすくなった一方で、急な冷えによるトラブルも増えるこの頃です。普段から「腰に不安のある方は、尚更ギックリ腰にご用心くださいね。英語では、「魔女の一撃」と言ったりしますが、その名の通り、突然いきなり来ます。
もしあってしまっらた・・・まず、しばらくそのままじっとして下さい。呼吸が整ったら、痛む所に触れてみます。周りと比べて「熱い」「さわられたくない」と感じたら、まず、氷、又は保冷剤で冷やします。触れた時に「温度は変わらない、或いはむしろ冷えている」「温かい手で触れられると気持ち良い」と感じたら、冷えがきついので逆に温めます。対処法が間違っていると、痛みが増しますが、この初期の対応が、その後の回復を早めます。
そもそも、そうなる前の予防の為のメンテナンスケアを日頃して頂くのが理想。日本の穏やかな四季がくずれて、激しい気候になっている昨今、これを期に自分でお灸してみませんか?
by 福嶋青観先生
皆様、如何お過ごしでしょうか?
皆さま如何お過ごしですか?
普段、私は患者さんに
「我慢し過ぎじゃないですか?し過ぎは良くないですね。」と、お伝えすることが多くあります。実際それで身体を痛めていることが多いのではと思うのです。
しかし、今回のコロナに関してはそうも言えないところが、余りにも心苦しい限りです。
そんなこんなで、セルフケア
・息切れしやすい
・眠りが浅い
・みぞおちを押すと硬い
・下腹が冷えている
・食事が喉を通りにくい
・不安がつのる
いくつか思い当たる方は・・・
胃腸の働きが落ちて、お腹にガスがたまり、呼吸が浅くなっていると考えられます。
そんな時は、
●まず、ハア―ッと、大きくため息を吐く。吐く事だけを意識してゆっくり呼吸!!
●お腹を温める(以下のどれか)
・お灸 →おへそまわり2カ所(上下あるいは左右)
・ホットタオルで湿布 →可能ならば腰も。前後ではさめば、中はポカポカ
*「気持ちよい」が重要
・夏でも入浴 但しのぼせやすい人は腰湯でOK! クールバスクリンを使うのもOK!
●丁寧なヘアブラッシングで頭皮マッサージ。朝晩続けると、眠りの改善に繋がります。
●最近はやりのファッションでは「3首」(首・手首・足首)を出すとおしゃれと言われますが、東洋医学的には、「これがネックだね!」と、例えられるようにウィークポイントでもあるので、余り冷やしたくないのです。冷房の強い所などでは、首にスカーフ・足首だけはレッグウォーマーなどで、冷え対策をしてくれると、嬉しい。
皆様、どうかおすこやかに!
フェイスシールド
オルタ漢方堂 火曜日担当 福嶋美奈子先生より
皆さま、お元気ですか?
長い自しゅく生活、苦しかったですね。
私は毎日、そうじエクササイズ(?)に励んでいました。
そうじ機も分解清掃して、吸い込みバッチリです。
漢方堂では、みんなで新型コロナウィルス感染予防対策を考えて
あの手この手で工夫をこらしました。
(先日は患者さんに「ここまでやるんですね、びっくり!」とお褒めいただいた…のかな?)
消毒はもちろんですが
・他の患者さんと会わない(診察室へは、前の方と時間差でご案内しています)
・風通しビュンビュン(窓と扉を開けて空気の通り道を作り、その日の気温と室温によって空調とサーキュレーターを併用しています)
・そして、私の姿は…?写真をご覧下さい。
目しか見えないとなんだかエキゾチック(笑)
皆さまそれぞれの時期をみて、ゆるゆるといらしてください。
オルタ漢方堂でお待ちしています。
*現在、治療前日の16時までにご予約をお願いしています。
電話受付時間 10:00~16:00
電話 045-473-6388
今、思うこと ~コロナで~
終わりが見えない不安、TVのニュースを見ていると息苦しくなってきて、「もしかして?」と思ったり。
コロナは確かに怖いのだけど、メンタル面もとても心配。
鍼を受けて、笑顔を見せてくれる患者さんに逆に私の方がホッとしてしまう。
今、ヒトと面と向かって話をすることははばかられるけれど、女性はDNA的にも共生しあうようにできているので、"ヒトと話す"ことは、重要な生活の営みなのだ。
昨日、息子とZOOMといういわゆるTV電話で話したが、「顔が見える」というのは大きい。
スマホをお持ちの方、くわずギライせず、是非ZOOMをおためしあれ。
私以上の年齢の方々に、むしろ、オススメ。^-^
(2020.4.7福嶋美奈子先生)
ウイルスに負けない身体づくり
家に閉じこもって、TVの報道を見続けていると、気分がうつうつして、食欲減退あるいは逆に過食気味に!?
ちょっと待った!!
それは胃腸の黄色信号かも!?
胃腸の働きがにぶると、十分な栄養が吸収されないだけでなく、❝免疫力低下❞にもつながります。
気をつけてはいても、どこでどうなるかわからず、不安になりますね。
そんな時は、最後は、ウイルスに負けない身体づくり。
イライラ・不眠・のぼせがある人は、『百会』を中心にヘアブラッシングで頭皮のマッサージ。
そして胃腸の機能UPに『へそ灸』。
生命力UP=補腎(ほじん)には、『太谿(たいけい)』にお灸。などなど...
❝もう疲れすぎて自分ではムリ!❞という方はオルタ漢方堂へどうぞ。
当院では、スタッフがくるくると除菌作業してくれていますよ!
非常事態があると見直されるアナログ...
マスクも手づくりは意外とカンタン。
ネットで型紙をダウンロードして作ってみました。
なんとか無事に乗りきりましょう!
(2020.2.25福嶋美奈子先生)
2020年今年もよろしくお願い致します。
初詣、箱根駅伝応援、サッカー・ラグビー観戦等々・・・。皆さまどのようなお正月を過ごされたのでしょうか?
漢方堂スタッフ一同、今年も皆さまの健康維持の為、頑張ってまいりますので、今年もよろしくお願い致します。
経験豊富な鍼灸師の紹介 その2!
今田紫笆先生
生年月日1955年12月29日血液型 O型
休日はロードバイク(冬場はマウンテンバイク)や、音楽鑑賞を楽しむ
鍼灸師になったきっかけ
鍼灸は、小学生の頃から触れる機会が多く、馴染み深い世界でした。
若いころにヨーガやマッサージを始め、東洋哲学に興味が芽ばえ、漢方・鍼灸に関心を持つようになりました。
経験豊富な鍼灸師の紹介!
その1
安田無観先生
生年月日
1956年6月11日
星座 ふたご座
出身地 東京都
血液型 O型
趣味
写真撮影・旅行・音楽鑑賞・弓道
休日の過ごし方
最近はもっぱら弓道の稽古です。
好きな音楽
インド音楽などのワールドミュージックやそれらのリミックス。たまに知り合いのお店でDJもやります。
鍼灸師になったきっかけ
インド好きつながりで鍼灸師の今田先生と知り合い、それまで鍼灸治療を受けたこともなかったが、この仕事に就くことを決意しました。
毛染めを止めて...
毛染めを止めて早半年が過ぎ最近のグレーヘア流行で周りの評価も上々。
元々毛の量が多く、太くて硬い毛質だったので、黒髪の時には
重い印象になる為ヘアースタイルが制限されていましたが、
色が軽くなり髪も少し細くなったので、実は今が一番扱いやすくて
色々なスタイルが楽しめています。
先週アシンメトリーなショートヘアになると気になるのが、耳元や首元。
しかし汗をかく季節、ネックレスをすると首がどうしても痒くなります。
と、いうことで、耳元だけイヤリングをすると、落としてないかしょっちゅう気になる性格。
そんな訳で、パソコンの疲れ目解消の意味も含めて「耳つぼピアス」をよく貼っています。
「耳たぶの真ん中あたり爪先で押して、痛気持ち良い所に貼ります。
貼るのは米粒でも良いのですけど、せっかくなのでお洒落な方が良い。
表面にスワロフスキーが付いているのでキラキラしてまるでピアスのよう)。
医療用テープなので痒くなりにくく高見えするらしくよく褒められます。
「へへ、実はね」とネタばらし。
漢方堂の受付でも売っています。
私のおススメは「クリア」ダイアモンド風。¥130
(2019.8.6 福嶋美奈子先生)
『温かくて涼しい!とは何ぞ?』
こう暑いとどうしても胃腸が弱って食欲も落ちます。
動物的本能から言えば、そんな時は余り動かずじっとするものですが、
脳みそだけが発達した現代人は、どうしても同じ生活を続けようとします。
追い付いていけてない身体を無理やり動かそうとあの手この手。
そんな「ひずみ」は溜め込むと後でドッサリ来ます。
暑いのに冷えが理由でギックリ腰、意外といらっしゃるんです。
私は汗だくになりながら患者さんにお灸をして
当の患者さんは『温かくて気持ちが良い』と涼しい顔。
身体の隅々まで温めるのは「血液」。
ストレスが多いと、それを送る為のパイプの「血管」をキュッと
締めてしまい先の方まで流れにくくなり、結果冷えることに。
昔は「風邪は万病の元」と言いましたが、私は「冷えは万病の元」と思っています。
細胞が正しく働くためには、冷えは大敵、そして無理は禁物。
胃に優しい自然の胃腸薬である「大根入りのおろしそば」でも食べて
仕事も抑えて休憩もキチンと取りましょうね。
そして思い出したら是非お灸を!!
良い夏をお過ごしください。
(2019.7.30 福嶋美奈子先生)
髪は女の命
鍼灸とは全く関係ない話ですが、長年やっていた白髪染めをやめて、4ヵ月程が過ぎました。
白髪染めで染まっていた部分だけ少し脱色したので、今は、シルバーに薄茶のメッシュのようになっており、皆からは、むしろ若くなったと言われています。
昔は、「髪は女の命」と言って、毎夜丁寧に櫛が入れられていました。
しかし実は、スマホやパソコンをよく使う、ストレス過多なこの現代ほど、髪のブラッシングが必要なのです。
丁寧にブラッシングすると、地肌のマッサージになり、最近とみに増えた女性の薄毛に、のぼせからくるイライラに、スマホなどの目の疲れに、もちろん、髪にはつやとコシが、そしてお顔の血流も上がり、お化粧のノリもグンとアップ。
そのおかげか、私は髪質では美容師さんに褒められますし、顔や首にあまりシワもありません。
(↑これは本当です!お顔だけでなく、特に、先生のデコルテは本当にきれい!byスタッフ)
ブラッシングは、一石何丁やら!
ブラシは静電気さえおきなければ、100円ショップので充分。
朝晩2回、“丁寧に”がポイントです!(福嶋美奈子)
鍼灸の"ハリ ”
鍼灸というと“中国”なイメージですが、カスタマイズ能力の高い日本、特に江戸時代に日本の鍼灸は独自の発展を遂げてきました。
まず、使っている“鍼(はり)”が違います。
日本の鍼は、痛みはなく、やさしい刺激にする為に、鍼を細くやわらかく、先尖も丸くしました。しかしそれでは身体に刺すことができないので、管に入れ、鍼の長さをわずかに管よりも長くすることでやさしく鍼頭をトントンと叩くだけで痛みなく刺せるのです。
江の島に杉山神社があるのをご存知ですか?
実は、鍼技術が下手で破門にされた杉山和一という人が、「痛くなく鍼を刺す智恵をお与えください」と弁天様に願い、この管を使った鍼技術を得たということで、杉山和一さんも祀られているのです。
中国では管がないので、刺しやすくするために、太くて固くて鋭いものを使います。
ただし、近年は中国でも繊細な鍼を求められ、こっそり日本の鍼も使われ出しているようです。
さらに、小児鍼も江戸時代に産まれた日本オリジナルで、これは刺さずに、皮膚をこすったり、つっついたりするような道具を使います。
小児鍼についてはまた今度!
お腹が大事!
春の嵐が吹き荒れました。
しかしまだまだ三寒四温、油断は禁物です。重いコートを手離してゆるんだところで、思わぬ〝花冷え″をもらうことがあり、意外なことに、ギックリ腰が増える季節でもあります。
又、敏感な方だとめまいに似たフワフワ感や、歯が浮くような感じがすることもあるようです。子どもたちもこの陽気のせいでそわそわして落ち着かず、親御さんもイライラしてついついしかってしまうことが増えますね。
そんな時は、脱ぎ着のしやすい服を着重ねて、おにぎり持って公園へgo!あとは、お腹にあったかいお灸がおすすめ。頭の神経をしずめてよく動く良いお腹に。
花粉症の方にもおすすめします。
お腹が大事!
小児鍼
時々、鍼灸師やその卵さん達に小児鍼(しょうにしん)を教えに行ってます。
先日は、スポーツ系の鍼灸学校でした。大半が高校卒業すぐに入学してるので、ほぼ20才の若者。
皆、熱心でぐんぐんうまくなります。
更に、子どもの身体をどう診るのか。何故そんな症状が出るのか。
疳の虫(かんのむし)や鼻炎のお子さんの実際の症状をもとに、西洋医学・東洋医学、両方の観点から検討していきました。
未だ、国家資格を取っていないので、本物の患者さんに会えるのは、しばらく先ですが・・・
「是非、小児鍼をやりたい!」
「はりなのに刺さないなんて、それもやさしくて気持ちよくて、それでこの効果はスゴイ!」
と、アンケートから彼らの熱が伝わってきて、うれしく、たのもしく感じました。
子育てがもっともっと楽しくなって子ども達がスクスク元気に育ちますように、そのお手伝いは、とっても楽しくて、嬉しいです。
足三里
お腹が冷えた 裏内定
奇穴または阿是穴(あぜけつ)とも呼ばれる、ある疾患に対して特別な効果があるツボがあります。そのひとつである裏内庭は食中毒・食あたり・腹痛・下痢の特効ツボです。
足の第2指を折り曲げて足裏側につけたときに指の腹にあたる場所。マジックでしるしをつけましょう。そこに米粒大のもぐさでお灸します。お腹が冷えているときは燃やしきっても、なんと全く熱さを感じません!そこで熱さを感じるまでお灸をし続けます。連続して3回熱さを感じたらもう一方の足に移ります。同じように3回連続熱さを感じたら終わりです。
激しい下痢だけではなく、「お腹の冷え」は元気がでない・食欲不振など“なんとなく不調”の原因のひとつ。そういう時は裏内庭にお灸!当院でもよく治療に使うツボです。
不眠
世界は、日本より日本の鍼を求めている?
今年早々、ハワイ在中のアメリカ人鍼灸師から、いきなり、「小児鍼を教えてください。」と、メールが来ました。
以前にも何度かオーストラリア人が、「治療院を見学したい」と、いらしたことがありましたが・・・!たいてい一人か二人で来られてましたが、今回は10名限定のツアーを組みたいとのこと。そして、昨日、終日熱血指導?(笑)
世界的には中国の現代鍼灸医学が主流ですが、 日本の繊細な鍼が、実は密かなブームらしいのです。特に「刺さない、気持ち良い、日本オリジナルの小児はり」は、確実に欧米に広まっているようです。もしかしたら日本より勢いはすごいかもしれません。
とにかく、昨日の受講生の熱心さには、とても驚かされました。本家本元も頑張らねばと、決意を新たにした一日でした。
声がれ
カゼをひいて声がかれてしまうと、仕事のときなど大変困ります。そんな時どうしたら・・・?
民間療法には、“日々草の葉”を3~4枚位水洗いして、そのまま食べると声がでるようになるし、ヘントウ腺の調子もよくなるとか。
また、ネギの白い部分(約10cm×3本)を、タテに裂いてフライパンに広げ、外側を弱火で加熱して油がにじみでたら、ガーゼで包んでネギの内側が喉に当るように巻いて30分ほどで新しく加熱したネギに変える(3~5回くり返す)のが良い、とか。
では、お灸で“声がれ”を治療するにはどうしたらいいかと云いますと、肩の前にある「臂臑(ヒジュ)」という穴(ツボ)にお灸をすえます。
お灸の大きさは米粒の半分ほどで、10壮ほどすえます。ただし、穴を探すときには必ず押してみて、ズンと中にひびくところに印をつけなくてはいけません。うまくツボを探せれば、じきに良くなるでしょう。
ツボの場所は、まず肩髃(ケングウ)をさがします。肩髃は腕を上にあげたときに肩先にできる前側のくぼみです。 肩髃から指4本分下が臂臑です。
ウオノメ
さて、ウオノメの治し方ですが、実に他愛もない話で申し訳ないのですが、そのウオノメの上にお灸をすればよいのです。ただし肝心なことはウオノメからはみ出さないサイズの小さいもぐさを作って、周囲を焼かないようにすることです。
ウオノメの厚い角質層はお灸を最後まで燃やしてもなかなか熱くはなりません。そこで、何度も何度もたくさんすえることになります。そして熱さを感じたらその日は終わりです。毎日続けて一週間ぐらいすると中心部の芯が浮き上がってきてポロリと取れます。これで治ってしまいます。
もぐさを小さくまとめるのは難しいですが、やっているうちにだんだん上手になりますのでガンバってみましょう。
スマホデビュー
最近、スマホデビューしましたが、四苦八苦してます。
昨今、「スマホ老眼」なる言葉もよく耳にしますが、眼精疲労のみならず、首・肩の凝りから、度を越せば、頭痛や胃腸の方にまで影響してきます。
お互い、ほどほどにしつつ、ホットタオルで目を温めたり、お灸などのケアもしっかりしていきましょうね。目は心の窓。目つきで印象も変わります。
東京マラソンでボランティア
毎年、ゴールのビックサイトにて無料の鍼灸ボランティアをやっています。
今年は、千人を超える方に受けていただきました。数年前から国際公式大会に引き上げられた為か、ここ数年外国の方も良くいらっしゃいます。今年は、台湾や香港などアジアの方が多く見受けられました。
東京オリンピックに向けて語学力を上げておかないと!!でも意外と相手もネイティブではない場合、下手者同士が良く通じたりするんですよね。(笑)
みなさん「らくになった~~」と言って下さるので、こちらも疲れが飛んでいきます。実は、走る前の予防、パフォーマンスUPの為の鍼というのもあります。
ビギナーさんは、ふくらはぎやハムスト(太もも裏)のトラブルが多くて、スピードランナーさんは、おしりから足の側面に連なる腸脛靭帯の緊張が強い方が多いですね。